エンジニアがユビキタス社会を迎えるにあたって考えるべきこと
前回の記事でPUCのことを書きましたが、時代はますますユビキタスへと向かっていると思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070824-00000013-mai-soci
<街頭防犯カメラ>1000台設置計画 警視庁八王子署
ユビキタスの目指していることは「誰もが」「どこでも」「膨大な情報にアクセスできる」ことです。
ですが、裏を返せば「誰かの情報がどこからでもアクセスできる可能性を持っている」ということです。
では、そのようなユビキタスのシステムは誰が作るのでしょう?
歴史を辿れば国という存在は王の権力により統制していました。
ですが、現代の国家は天皇の権力や大臣の権力によって統制されているのではなく、日本という大規模なシステム(ここでいうシステムとはただ単にサーバなどのシステムではありません)によって動いているのではないでしょうか?
というか日本国民はその上で「日本国民」として振る舞えるようにシステムはデザインされているのです。
http://www.hajou.org/infoliberalism/
よい社会とはなにか?
答えはない。
考えて行くことが重要かと。
具体的には、現状から考えトライ&エラーしていくことだろう。
エンジニアに考えてほしいこと
知らぬところで今の日本を作っている。
だが、それが自分の望んでいる日本なのか?
ただただ作ってるのではなく自分がしていることがどれほどの効力を持っているのかを思い知り、その力を人間社会にとって良いように使って行ってほしいと思う。