MacBookAirをシンクライアントとして見たらどうだろうか?

シンクライアントという言葉はあんまり最近聞かなくなってきてしまっている気がするが、最近また注目されてきているのではないだろうか。というかじわりじわり広まってきているという印象でもある。

家庭用thin clientがうまく行かない5つの理由--そして1つの市場
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50809710.html


dankogaiさんが言っているように今まで出てきたシンクライアントツールは価格的、実用的にもあまり評価できないものであった。だが、様々なWEBサービスが生まれ、あのAdobeでさえPhotoshopをWEBで使えるようにする試みをしているのである。そう、外部のサーバーに処理を任せるということはもうかなりされてきているのだ。

シンクライアントWEBサービスの違い

同じように外部で処理を任せるのだけの視点であればシンクライアントでもいいように思える。だが、やはりそこにはUIやインターネット環境というものが大きく関係しているのだろう。たぶん使っている感覚が自分のパソコンでやっていた感覚と違ってしまうから「使いづらい」というレッテルを貼られて使われていなかったのではないだろうか。

Remote Discの可能性

MacBookAirにはRemoteDiscでネットワークブートをすることができるとある。これはLinuxでいうPXEブートのようなもので、OSのイメージを外部にある状態でそれをマウント出来る仕組みだ。その結果、あたかも自分のパソコンのなかにディスクが入った状態でOSを起動することができる。

もし、これのOSイメージがApple本社のデータセンターにあり、いろんなOSを選べるMacBookAir+OSレンタルみたいなことも出来るんじゃないかなって考えた。(Airの値段とかはちょっと置いておく。MacBookでも正直良いから)ただ、あまり現実的ではないかも。

もう1つシンクライアントとして

MacBookAirはそれなりに性能のいいPCであるからVNCクライアントとMacタブレットとか操作が違和感を感じさせないように一体化したら重い処理なども外部のサーバーでやっているのでクライアントとしては軽いノートをもちながらさくさく作業出来るというのも結構現実的なんじゃないかな。